ピート・タウンゼントの自伝『フー・アイ・アム』、7月23日に邦訳版の発売が決定

ピート・タウンゼントの自伝『フー・アイ・アム』、7月23日に邦訳版の発売が決定

昨年10月に欧米で出版されたザ・フーのピート・タウンゼントの自伝『Who I Am』の邦訳版『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』が7月23日予定で河出書房新社より出版されることが明らかになった。

ピートはこの自伝『Who I Am』の執筆に15年をかけてきたと言われていて、ピートが2003年にインターネットに児童ポルノ関連サイトにアクセスし、警察から警告を受けることになったのも、この本を執筆していた時期で、警察から事情聴取でピートは本のための調査をしていてサイトに内容を確認することになったと語っている。

当時、ピートは次のように説明していた。「自分が5歳から6歳半になるまでの間、当時精神を病んでいた母方の祖母と暮らしていた時期に、ぼくは性的に虐待されていたように思っています。インターネットでみかけたものの一部は今回の本の情報源ともなっています」

「こうした領域について知りたいと駆られるのだとしたら、それは今日の世界中の子供たちに起きていることを直面し、児童ポルノが魅力的だと感じる精神的に病んだ人たちへのぼくの怒りと憎悪をつまびらかにするためでもあるのです」

また、本書のなかでピートはミックについて「ミックはぼくが真剣にやってみたいと思った唯一の男性だ」と触れている。

『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』の詳細は以下の通り。

『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』
ピート・タウンゼンド 著
森田義信 訳
出版社:河出書房新社
単行本 A5 ● 460ページ
ISBN:978-4-309-27425-6 ● Cコード:0073
発売日:2013.07.23(予定)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309274256/
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