ザ・クリブスのライアン・ジャーマン、ここ1年は精神科の治療を受けていたことを明らかにする

ザ・クリブスのライアン・ジャーマン、ここ1年は精神科の治療を受けていたことを明らかにする - ザ・クリブス『イン・ザ・ベリー・オブ・ザ・ブレイズン・ブル』ザ・クリブス『イン・ザ・ベリー・オブ・ザ・ブレイズン・ブル』

4月25日に新作『イン・ザ・ベリー・オブ・ザ・ブレイズン・ブル』をリリースするザ・クリブスだが、新作からのファースト・シングルとなる"Come On, Be A No-One"のヴィデオを公開している。ヴィデオは新作のプロモーションのためにバンドが先頃敢行したツアーで撮影されたもので、3月1日にエディンバラのリキッド・ルームで収録されたものだ。

また、ヴォーカルのライアン・ジャーマンは自分の人生を根底からひっくり返すような精神的な病に罹ることになったが、この1年で快方に向かっているという事実をNMEに明らかにしている。

ライアンは具体的にどういう診断を受けたのかははっきりさせなかったが、治療は受けていること、そしてその時期に2007年から交際を続けていたシンガー・ソングライターのケイト・ナッシュとも破局を迎えたことを明らかにしている。

「ここ数か月はずっとロス(・ジャーマン、弟でバンドのドラム)と一緒に住んでるんだよ。いまだかつてないくらい近くなったっていうか。それとギャリー(ロスの双子の兄弟で、バンドのベースとヴォーカル)がアメリカに住んでるから、よく会いに行くんだ。ふたりともぼくのために辛抱してくれたんだって感じたんだよ」

さらにライアンはこう続けている。「去年はとにかくかなり病気になってたんだ。レコードを書いてる間にそうなってて、代償も大きかったよ。かなり症状の重い自己嫌悪状態に陥ってしまって、ここ数か月は本当にしんどかったよ」。

その一方で、ライアンがケイトと別離を迎えた直後にツアーに出たのは本当にいいことだったのかどうかわからないとロスは語っている。「またツアーに戻ったっていうのは、ライアンにとっては必ずしもメンタルな意味であまりいいことじゃなかったんじゃないかっていう。まあね、人間関係が密なバンドだから、この先も大丈夫だとは思うけどさ」。

"Come On, Be A No-One"のヴィデオはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=4AQWbehxBfI&feature=player_embedded

(c)NME.COM / IPC Media 2012
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