イギリスの警察が6月14日にジョス・ストーンを殺害しようと計画していた男2人を逮捕していたことが明らかになった。それぞれ30歳と33歳の男2人組はディヴォンにあるジョスの自宅近くで、長剣と縄と遺体袋を所持しているところを警察に取り押さえられたとデイリー・テレグラフ紙が伝えている。

さる関係者筋は「2人組の容疑者は火曜日の朝に逮捕され、現在身柄を拘留されている。2人はジョス・ストーンに甚大な危害を与えようと図っていた容疑で取り調べられている。2人には弁護士もついているが、警察はどのような動機があったのか詳しく調べているところだ」と語っている。

さらに談話はこう続いている。「警察は今回の謀議がジョスの金銭や名声をめぐるものなのか、あるいはジョスの成功への反感からのものなのか明らかにしようとしている。2人は今回の計画については周到に用意をしてきていたことも明らかになってきていて、遺体袋や長剣やディヴォン市内のジョスの自宅の地図なども押収されている。自分たちの要求が聞き入れられなかった場合には相当な危害をジョスに与えるつもりだったようだ」。

今回の捜査を指揮しているスティーヴ・パーカー刑事部長はこう語っている。「拘留された2人組の情報からはクロンプトン在住のある人物との関係も浮かび上がっており、また所持品からは重大な犯罪を犯すつもりだったことが伺われます。2人の身柄はこのまま取り押さえ、取調べはさらに続けていきます」。

2人の所持品にはジョスの自宅の空撮写真なども含まれていたという。2人組は彼女の自宅近くに車を停車させ、様子を伺っていたところを、近所の住人から警察に通報をされて逮捕につながったという。また、警察が2人組の身柄を取り押さえた時点で、ジョスは自宅には不在だったが、事件についてはジョスも知らされていて、ジョスにも捜査の過程は逐一報告されている。

一方、来月からツアーに乗り出すジョス自身は次のように声明を発表している。

「いろいろ心配していただきまして申し訳ありません。わたしはまったくもって元気ですし、普段どおりの生活をしています。警察にも取調べを続けてもらっています」。

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