NAS、制作を始めた新作ではオッド・フューチャーとのコラボもあると語る

NAS、制作を始めた新作ではオッド・フューチャーとのコラボもあると語る - 2008年作『無題』2008年作『無題』

ここ2年ほどデミアン・マーリーとのジョイント・プロジェクト『ディスタント・リラティヴス』のリリースやツアーにいそしんできたNASだが、いよいよ2008年の『無題』以来の10枚目の新作制作に乗り出したそうで、本人によればスタイル的にも前作『無題』から変貌を遂げていて、オッド・フューチャー(OFWGKTA)のR&Bシンガー、フランク・オーシャンとのコラボレーションも試みるという。

NASは前作『無題』についてはいろいろ考えすぎた作品になってしまったと語っていて、今だったらアルバムに入れていないようなトラックもいくつかあるとビルボード誌に語っていて「当時はいろいろあって大変だったんだよ」と説明している。

その一方で今回の新作ではより自然に現在の音楽を反映したものになっているようで、今の音楽シーンにかなり満足しているNASは、おかげで「またスタジオに籠もる気にさせてくれる」と説明している。「今起きているようなものは大好きだよ。オッド・フューチャー、(リル・)ウェイン、ドレイク、イェ(カニエ・ウェスト)、リック・ロスとかね。こういうものは俺のポジションを脅かすものなんだ。でも、次になにをやるべきかって考えさせてもくれるんだよ。これだけ長くこの仕事をやってきて、この先どういうインパクトを与えていきたいのかとかね。チャレンジでもあるし、ちょっと怖いことでもあるよな。でも、今はすごく落ち着いてられるんだ。自分の中から湧き出てきているものについてすごく刺激を受けているし、もう用意はできた感じだね」。

具体的にどういうアーティストとコラボレーションなどを行うのかをNASは明らかにしていないが、オッド・フューチャーのフランク・オーシャンとのコラボレーションを予定していることは明らかにしていて、「フランク・オーシャンは新しい突風のような存在だよ」と語っている。「若いし、世の中に届けたいものがあまりにも多いんだよね。ものすごいアイディアを本当にたくさん持ってるんだよ」。
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