NASの新プロジェクトにデーモン・アルバーンの曲が使われる

NASとデイモン・マーリーが2年がかりで進めているプロジェクト、ディスタント・リラティヴスのファースト・アルバム『ディスタント・リラティヴス』が5月26日にリリースされるが、このアルバムからの“ペイシェンス”が先頃、NASとデイモンのツイッター・サイトにアップされた。そこで興味深いのはこのトラックがマリのデュオ・グループ、アマドゥ&マリアムの08年のヒット曲“Sabali”をサンプリングしているのだが、この“Sabali”、実はプロデューサーだけでなく共作者にもデーモン・アルバーンがクレジットされている曲なのだ。

一方“ペイシェンス”の方は“Sabali”をモチーフにデイモンの軽快なレゲエ歌唱の後に終盤にNASのMCが炸裂するもの。内容は、世界観や価値観とは誰が決めているものなのかと考察するかなり深いトラックだ。こちらのリンクからダウンロード可能。(http://twitter.com/distntrelatives/status/13396127225

アルバムもヒップホップでもレゲエでもないが、どちらにも近いものになっていて、ふたりを繋ぐ「アフリカ」をテーマにしたものだとか。ちなみにユニット名は「遠い親戚」の意味。プロデューサーはデイモンの兄のスティーヴンが大半を手掛けている模様。
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