【JAPAN最新号】UVERworld、自由へと突き抜けたアルバム『ENIGMASIS』完成! そして日産スタジアムへ――6人がその全力疾走の日々を語る

【JAPAN最新号】UVERworld、自由へと突き抜けたアルバム『ENIGMASIS』完成! そして日産スタジアムへ――6人がその全力疾走の日々を語る

「やりたいからやる」っていう背中を見せてあげたいです

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号にUVERworldが登場!

自由へと突き抜けたアルバム『ENIGMASIS』完成! そして日産スタジアムへ
6人がその全力疾走の日々を語る

インタビュー=山崎洋一郎 撮影=島津明


UVERworldの日産スタジアム公演2daysが目前に迫ってきた。
7万2000人キャパの日産スタジアムを2日間。しかもそのうちの1日は男の客だけの「男祭り」である。男だけの7万2000人のライブ、そんなものは世界のロック史上初である。これぞ前代未聞、前人未到である。そもそも3年半前に4万5000人の東京ドームで「男祭り」をやったことがすでに無謀だったわけで、だからこそ「男祭り FINAL」と銘打ってそれが最後になるのは当然だと誰もが思っていたわけなのだが、まさかそれすらをも超えようとするとは呆れるほどにUVERworldだし、TAKUYA∞はどこまでも∞だということを思い知らされるばかりなのである。もちろん見届けるしかないだろう。
そんなUVERworldがなんとニューアルバムを完成させた。アルバムリリースは7月19日で、日産スタジアム2daysが7月29日と30日。普通、こんなビッグイベントを同じ月に並べたりしないものだが、そういう常識は彼らには通用しない。
アルバムのタイトルは『ENIGMASIS』。
この取材の段階でもまだ完パケしていないどころか録音もミックスも終わっていないというかなりの瀬戸際だが、ラフの段階ですでにこれまでの作品を超える手応えを感じさせるアルバムになっている。ストレートなバンドサウンドがここ数作よりもぐっと増え、と同時にロック、ヒップホップ、バラード、ポップと曲のバリエーションもさらに広がり、曲も歌詞も聴いた瞬間にすっと体に入ってくるような自然さがある。打ち込みやシンセを多用していた最近のアルバムよりもバンドとしての自然体で挑んでいるにもかかわらず新鮮で斬新に聴こえる、タフなアルバムだ。
そのアルバムはどんなふうに日産スタジアムで鳴らされるのか。アルバムリリースと日産スタジアムを目の前に控えた6人にその心境を訊いた。(山崎洋一郎)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年8月号より抜粋)


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