【JAPAN最新号】COUNTDOWN JAPAN 21/22、音楽を止めない。フェスを止めない。2022年こそフェス復活の年に――そこにつなげる4日間、開催迫る!

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号でCOUNTDOWN JAPAN 21/22を特集!

音楽を止めない。フェスを止めない。
2022年こそフェス復活の年に――そこにつなげる4日間、開催迫る!

文=海津亮/小川智宏


2年ぶりとなるCOUNTDOWN JAPAN 21/22、開催まで1ヶ月を切りました。
昨年は本番の1週間前に開催中止という苦渋の決断を余儀なくされたCDJでしたが、今年は絶対に開催する、という強い決意でここまで準備を進めてきています。
EARTH STAGEのみの1日8組、4日間トータルで32組というアーティスト数や、幕張メッセの1~8ホールのみという会場レイアウト。
そのすべてが今までと違う形式ですが、これはこの特殊な状況下で何が起きても開催を揺るぎないものにするための選択です。
過去何度も出演してくれて今年出演できないたくさんのアーティストたちと、一緒に年を越せないのは本当に悔しいですが、我々はもう一度、ここから始めたいと思います。

2年前のCOUNTDOWN JAPAN 19/20は、屋内フェスとしてのひとつの完成形だったのだと思います。
過去最高となる4日間188,000人を動員し、「ROCK'N'ROLL UNIVERSE」と名付けたその祝祭空間は、年末年始という非日常の中で173組の音楽を鳴らし続けました。
夢のような4日間でした。それをまた取り戻したいと思います。
時間は少しかかるかもしれませんが、今できることをひとつひとつ進めていくことからしか道は拓けないと思います。

今年のCDJは、恒例となった飲食エリアのLEDや提灯などお金をかけた派手な演出はありません。
しかしすでに告知しているラバーバンドや絵馬の配布、新たな照明演出など含め、まったく違う高揚感のあるフェス空間を作るべく現在いろいろなトライをしています。
参加者の皆さんが会場に足を踏み入れた瞬間を想像して今からワクワクしています。そしてCDJならではのカウントダウン神社や地球バルーンは健在です。

この年末は、大阪と名古屋でも大規模な年末フェスが開催される予定です。みんながそれぞれ今できることに挑戦しています。絶対に成功してほしいと思います。
全国で一緒に、この12月を経て、来る音楽フェス復活の2022年を迎えられたらこんなに素晴らしいことはありません。絶対にそれを実現させたいです。
ぜひその目撃者に、そして当事者になってください。

音楽を止めない。フェスを止めない。

COUNTDOWN JAPAN 21/22に出演する全32アーティストを紹介します。(海津亮)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年1月号より抜粋)



『ROCKIN’ON JAPAN』2022年1月号
別冊 クリープハイプ