デフ・レパードの“Pour Some Sugar On Me”の意外な誕生秘話とは? ジョー・エリオットが明かす

デフ・レパードの“Pour Some Sugar On Me”の意外な誕生秘話とは? ジョー・エリオットが明かす

デフ・レパードのフロントマン、ジョー・エリオットが、4枚目のアルバム『ヒステリア』に収録された“Pour Some Sugar On Me”の誕生秘話を明かした。

Ultimate Classic Rock」によると、英ラジオ番組『Ultimate Classic Rock Nights』に出演したジョーが、プロデューサーのマット・ラングとスタジオでふざけているときに、“Pour Some Sugar On Me”が誕生したと語っていたという。


俺たちが小さなカセットプレーヤーを手にしていたのを覚えてるよ。で、マットがスタジオの片側へ行って俺は反対側に行って、メチャクチャなことを歌って録音したんだ。それで俺たちはカセットプレーヤーを交換して、お互いのノイズを読解したんだよ。俺は最初にマットが歌った言葉が、「Love is like a bomb(愛は爆弾みたいなもの)」だと思って書き留めた。それが始まりだったのさ

そのときにジョーは、そのフレーズと彼のお気に入りの曲、T・レックスの“Bang a Gong (Get It On)”と類似点があると気づいたとのこと。

まるで俺たちは、マーク・ボラン(T・レックスのボーカル)みたいだったよ。そのフレーズは、マーク・ボランが「hubcap diamond star halo」って歌詞を作った過去に連れ戻したようだった。「Love is like a bomb, baby / C'mon get it on / Livin' like a lover with a radar phone」(“Pour Some Sugar On Me”の歌詞)が、何を意味するのか誰も知らない。俺だって知らないんだから! だけど、それは重要じゃない。ボブ・ディランの“Blowing In The Wind”(ディランの曲)じゃないからさ。それは“Bang a Gong (Get It On)”であって、それが俺たちが狙ってた方向だった。歌詞の意味よりもボーカルの音声が全てで、そっちの方が重要だったんだ


ちなみにデフ・レパードは、モトリー・クルーとポイズン、ジョーン・ジェットと合同ツアーを予定し、現地時間6月18日を初日としている。新型コロナウイルスの影響で多くの公演が延期や中止になるなか、今のところ同公演については報じられていない。
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