ザ・ストロークス、LCDサウンドシステム……2000年代初頭のNY音楽シーンを描いた書籍の映像化決定

ザ・ストロークス、LCDサウンドシステム……2000年代初頭のNY音楽シーンを描いた書籍の映像化決定

Lizzy Goodmanによる2000年代初頭のニューヨークの音楽シーンの裏側を記したノンフィクション『Meet Me in the Bathroom: Rebirth and Rock and Roll in New York City 2001-2011』の映像化が決定したことが明らかになった。

今年の5月に出版された『Meet Me in the Bathroom: Rebirth and Rock and Roll in New York City 2001-2011』にはザ・ストロークスLCDサウンドシステムインターポールヤー・ヤー・ヤーズなど、ニューヨークから生まれたバンドの過去が克明に記されている。

映像化を発表したのはニック・ケイヴのドキュメンタリー映画『One More Time With Feeling』などを手掛けているPulse Filmsで、書籍に登場するバンドの過去の映像などを使用し、4本のドキュメンタリー・シリーズとして制作する予定であることを明らかにしている。

Lizzy Goodmanは今回の映像化に関し、「私が棲みついてるヘンテコで、美しくて、下品なタイムカプセルをみんなとシェアする時がやって来たのね」とコメント。自身の見聞録をもとにした600ページに及ぶ長編『Meet Me in the Bathroom』を書籍化するまでに6年かかったことを明かしつつ、以下のように語っていたという。

はじめは、(映像化が)ファンタジーみたいに実現不可能なものだと思ってた。

でもこの本を書くアイディアにもなった『Shut Up and Play the Hits』(LCDサウンドシステムの解散前のラスト・ライブを映したドキュメンタリー作品)を作ったチームが映像化に動いてくれるって知って、これは運命だなと思ったのよ。


現在のところ公開予定時期やタイトルなどの詳細は発表されていないが、『Shut Up and Play the Hits』と同じくウィル・ラヴレースとディラン・サウザーンが監督を務めることが決定している。
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