ビースティ・ボーイズが2009年に発表したNASとのコラボレーション楽曲、“Too Many Rappers”の未発表ミュージック・ビデオがオフィシャル公開されている。

“Too Many Rappers”はビースティーズの2011年のアルバム『ホット・ソース・コミッティー・パート2』にも収録された楽曲だが、ロマン・コッポラが監督を務めたというこのミュージック・ビデオでは2009年のオリジナル・ヴァージョンの音源が使用されている。映像は2010年に制作されたものと見られており、先頃ファンの手で発掘公開されて話題を呼んでいた。

ミュージック・ビデオはこちらから。

なお、マイクDことマイケル・ダイアモンドは昨年、2012年に他界したMCAことアダム・ヤウクに対して、彼の他界後にはもうビースティ・ボーイズとして新しい音楽は作らないと約束したことを明らかにしている。

NYデイリー・ニュース紙が伝えたところによると、マイクはビースティーズの楽曲の使用権をめぐる裁判に出廷した際、「MCAことアダム・ヤウクが亡くなってから、ぼくたちはツアーもできていません。新しい音楽も作れないことになっているんです」と語ったのだという。