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ノエルがマンチェスター・シティのCEOとランチをして、
この夏の移籍市場で誰を獲得するかを聞いた、と。
ノエルは別にフロントの人間でもなんでもなくて、ただのサポーターなのだが
そんなの教えていいのだろうか。という気もするが、
ヤヤ・トゥーレにボアテング、と来てまだ獲るのか。
噂では、現在サントスにレンタル中のブラジル代表ロビーニョを放出して、
昨年のオフにバルセロナに移籍したはいいがパッとしないまま
シーズンを終えたスウェーデン代表イブラヒモビッチを獲得するのでは、
といわれている。
そういえば、日本の本田圭佑に興味を示しているって話もあったな。

なんでこんなにスター選手ばっか引っこ抜けるのかというと、
マンチェスター・シティが世界トップクラスの金満クラブだから。
おととし、UAEのアブダビ・ユナイテッド・グループという投資会社
がオーナーになって、オイルマネーがざくざく入ってきたのだ。
ちなみにその前のオーナーはタイの元首相、タクシンさん。

それはともかく、首位争いよりも降格争いのほうが大事だったシティが、
こんなクラブになるとは。
金持ちで知名度も人気も全国区のマンチェスター・ユナイテッドと、
地元の労働者階級の期待を一身に背負うマンチェスター・シティ、
という構図が長く続いていただけに、
シティ側にぼこぼこビッグネームが出てくるのが不思議な感じもする。
だからノエルもリアムもシティ・サポーターで、
多額の寄付をしたり、してたわけだが。

まあ、金かけてるわりに結果が出てない、という言い方もできるけど、
今年のマンチェスター・ダービーはますます楽しみ。

全然音楽関係ない話でした。
写真はオアシスが当時マンチェスター・シティの本拠地だった
メインロードで行ったライヴを収録した映像作品、『THERE AND THEN』。（小川）