SIX LOUNGEの下北沢シェルターワンマンを観た

SIX LOUNGEの下北沢シェルターワンマンを観た
ダブルアンコールで、あと1曲だけと言って3人が演奏したのは“雨あがりの夜空に”。あの曲を
ノスタルジーゼロ、自分たちの曲みたいにやっちまうところに、SIX LOUNGEというバンドのすばらしさがある、と思った。“メリールー”も“雨あがりの夜空に”もおんなじように自分たちの日々の爆発として鳴らしてしまえる、そして観客もそれを自分たちのものとして受け止める、ロックンロールとしてこれ以上幸福で最強なことがあるだろうか。

ソールドアウトのシェルターで脇目も振らずガンガンロックンロールをやる、ただそれだけの90分。ただそれだけなのに、その90分の間、SIX LOUNGEと満員のお客さんは時代のど真ん中で格闘していた。ロックンロールが何度となく忘れかけ、同時に取り戻そうとしてきたもの、SIX LOUNGEが手にしようとしているものもそれだ。だからその音楽はとてつもなくキャッチーに響き、世代の物語になっていく。

最高だった。感動してしまった。
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